プチエココラム オーガニックな暮らし -循環型ナチュラルライフへ

今年の夏、仙台も暑かったですね。温暖化や異常気象、エネルギー問題の波が普段の生活にまで影響してきたここ数年を考えると、これからのライフスタイルはどのように変化していくのでしょう?おそらく、今までの大量に生産して、そして1回使ったら終わり、といった消費型の暮らしではなく、できるだけ質の高いものを大事に長く使ったり、役目を終えても、安全に土に戻るようなモノを作る、といった循環型の暮らしになっていかなくちゃいけないのかな、と思います。
 さて、この「循環型の暮らし」「持続可能なライフスタイル」って一体どんな暮らしでしょう?このコラムでは、そういった、“人も、自然もハッピーでいられる暮らし”をつくるためのちょっとしたコツや、やってみるとカラダと心がちょっと豊かになるエッセンスなどをご紹介していきたいと思います。

vol.01 オーガニックを食べよう

微生物や他の生き物達と共に成長する有機野菜

最近では有機野菜や減農薬の野菜、自然食品を選ぶ人が増えてきました。ところで、自然食品の“自然”、オーガニック、有機って何でしょう?辞書を引くと「有機的な」といった意味が出てきます。化学肥料や農薬を使用しない野菜や、添加物を入れていない食料品などをさす言葉として使われていて、つまり、ケミカルなものでない、ということなんですね。スーパーで売られていて有機の表示がないものは農薬を使って、虫や、雑草を排除してつくられたものということになります。つまり、残念ながら普段、普通に食べている野菜はケミカルな野菜ということになります。

食べ物が自分のカラダになる

有機野菜は他の野菜に比べて少々高く、全てをそろえるのはやっぱり難しいですよね。でも、栄養や、安全面といった質、それらが作られる過程、そして値段を比べたときに、慣行農法の野菜と有機野菜、実際どちらが価値のあるものなのかを全体的に見極める必要があります。農薬を使えば近くで遊んでいる子供の健康に影響が出るかもしれない、地下水の汚染、有益な虫も駆除してしまう、等の未来へのマイナス面も考慮に入れながら、選びたいものです。服や、アクセサリー、お化粧品は外側の美しさを彩ってはくれますが、自分のカ ラダにはなることができません。だけど食べ物は自分の細胞ひとつひとつをつく るもの、つまり自分のカラダになるわけです。オーガニックな農法で愛情を込めて作られた食べ物は内側の美しさや、豊かさを育んでくれるような気がします。 そう思うと、ちょっと自分のカラダにお金をかけるのも、意味のあることかな、と思いますね。

有機農家を応援しよう。

有機野菜や自然食品を食べることって、実は有機農家さんや、自然食品を作っている会社、販売する会社を応援するということでもあります。有機的なやり方で野菜を作るって、やっぱり大変です。夏の猛暑の中、雑草をひとつひとつ手でとったり、虫も農薬に頼らない方法を研究して解決したり、とにかくやることがいっぱい。それをあえて有機農業にチャレンジして、口に入れても安全な野菜を作ってくれている、その心意気には、その方々それぞれの哲学と生き方があるような気がします。それに、慣行農法と違って、有機的なやり方は、土が痩せないんだそうです。それは、土の中の微生物や、多種多様な生き物が居て、生命の営みが循環しているからです。つまり、有機農家さんって、生き方そのものを通して、地球の自然を、未来にいのちをつないでいってくれているかっこいい人たちなんですね。

そんなわけで、エコまちせんだいではそんな志をもった“かっこいい”有機農家さんを積極的に応援すべく取り上げていきたいと思っています。われこそは!という有機農家さん、事務局まで投稿、お待ちしております!

文/写真:タウチアキコ